【マラウイ】一時帰国中にトークイベントを開催しました!

ISAPHマラウイ 萩原 愛美

マラウイ事務所の萩原です。

2025年1月25日、私の一時帰国中とあわせたトークイベント「国際協力はじめて9か月の看護師が アフリカで働いてみて考えたこと」を開催しました。

 

このイベントでは、私と同じく医療従事者の方や国際協力経験者、これから国際協力の道を目指す方などに参加いただき、看護師4年目×国際協力9か月目の私がマラウイでの仕事や生活を通して感じた文化の違いや、直面した課題についてお話しさせていただきました。

 

ISAPHの活動の1つである母子の栄養改善のために実施している調理実習について、ISAPHが今の活動に至った経緯として、「知識があるだけでは行動につながらず、自然と健康行動を取れるような仕組み作りが重要だ」という気づきがあったことを紹介したところ、日本の医療や保健分野にも通じる視点として参加者の中から共感の声が上がりました。

活動の中の答えのない問題にどう向き合うか私自身が悩んでいることをお話しし、国際協力の先輩方や大学生の参加者から、さまざまな視点の意見をいただきました。

また、マラウイのお母さんたちの「一見雑に子どもを扱っているように見えるけれど、愛着形成が強くなされている秘訣」や、「キリスト教と土着信仰が共存し、伝統医療が今も残っている様子」には、とても関心を寄せていただきました。

 

参加者からは、「マラウイでの経験や、現場の問題意識について聞くことができて、私自身も考えを刺激されました。」「私は協力隊員ですが、マラウイのお話を聞きながら、こちらの国でも『あるある』と共感することが多かったです。勉強になったことが沢山ありました。」といった感想をいただきました。

 

私自身の経験や知識がまだまだ乏しく、何かを「教える」ことはできませんが、今回のイベントのように、同じ志を持つ先輩や同世代の仲間と刺激し合い、学び合える場を作れたことを嬉しく思います。

 

今回のイベントは、マラウイのお菓子や紅茶を楽しみながら、お茶会のような雰囲気で開催しました。これからも、気軽に楽しく参加しながら学び合い、人の輪が広がるようなイベントを企画していきますので、ぜひご参加いただけると幸いです。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!