MOU調印式

ISAPHラオスの活動も2005年5月の開始から早3年半が経過致しました。今年5月には、母子保健を主とした住民参加保健活動の第一期プロジェクトが終了し、その後、第二期プロジェクトについて現地政府と協議を行ってきました。そしてこの度、ラオス保健省並びに外務省の承認を得て、去る10月20日(月)にMOU(Memorandum of Understanding)が締結されました。署名式は、保健省の要望によりISAPHの活動視察を兼ね、当プロジェクトサイトであるタケクにて行われました。

今回のMOUは、母子の健康増進を目的としたCommunity Maternal and Child Health Improvement Project (地域母子保健プロジェクト)の第2期になります。また、このプロジェクトは、2つの活動で構成され、一つはこれまで実施してきた郡保健局とVHVのサポートによる住民保健活動の推進で、もう一つはJICA(Japan International Cooperation Agency)草の根技術事業パートナーシッププログラムの協力を得ての母子の栄養・衛生の改善をテーマとしたもので、このプロジェクトは2011年12月終了予定です。

 

署名式にはラオス保健省副大臣をはじめ、保健省や外務省、そしてJICAラオスから多くの方々がご出席され、和やかなムードの中成功裏に終了しました。この式の様子は現地の新聞、テレビで放送される予定です。

調印式の様子

ISAPH LAOS