2020年から約3年間、ISAPHラオス事務所にて業務調整員として勤務していた安東久雄職員が帰国いたしました。今後はISAPH東京事務所にて、事務局次長として勤務されます。安東職員から皆様へ、ご挨拶を頂きましたので、ご紹介させていただきます。
ISAPH事務局
2023年3月末に3年間過ごしたラオスを離れ、4月から東京事務所にて事務局次長として勤務を開始いたしました。これまでは時間と労力の多くをラオスの母子保健事業の裨益者のためにつぎ込んできました。しかし、これからは聖マリア病院を含め、組織全体の目的・目標を達成するために、マラウイ事務所、ラオス事務所、東京事務所が持つ資源を生かしながら、組織全体を運営・発展させる役割を担います。
母子保健・栄養事業の裨益者の健康のためにという最終的なゴールは変わりませんが、これまで以上に関係部署や担当者と密に連携して、活動資金を調達することや必要な人材を確保するなど、在外事務所が安心して活動できるようにサポートしていきたいと思います。
また、今後はISAPHの広報にも積極的に取り組んでいきたいと思っています。広報の目的はISAPHが取り組むマラウイとラオスの健康・栄養課題は「ISAPHが取り組む課題」ではなく、「健康課題を抱える地域住民、現地の医療関係者、ISAPHとその支援者みんなで取り組む課題」であると国内外の関係者の当事者意識を高めることだと思います。そのためには、「自分が伝えたいこと」だけを伝えるだけではなく、「相手が知りたいこと/応援したくなる情報」を伝えることが大切だと考えています。ですので、事業報告会や各種イベント、助成金の申請書・面談に際して積極的に外へ足を運び、私たちISAPHがラオスで行ってきた活動を、実際に行ってきた者の一人としてお話しをしたいと思います。
今後は、皆様のお目にかかることが多くなるかと思いますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
ISAPH東京事務所 安東 久雄
これから東京事務所に勤務します!