民族衣装
ラオスでは女性はシンという巻きスカートタイプの民族衣装を着ます。お祭りや祝い事、大切な仕事のときはシルクのシンを着るのが一般的で、普段は綿のシンを着ます。
最近、都市部では普段着としてジーンズやミニスカートをはく若い女性が増えてきていますが、彼女たちも仕事や学校に行く時にはきちんとシンを着て行きます。数人にシンは何着くらい持っているのか尋ねたところ、「数え切れない!」との返事でした。
小学校の制服から警察官・軍隊で働く女性のユニホームまで全てシンです。 シンは着心地がよく、活動的です。長期滞在の日本人女性もほぼ全員愛用しています。私も10着くらいは持っています。
このシン、巻きスカートなのでフリーサイズだと思っている観光客も多いのですが、きちんとウエスト・ヒップのサイズを測って作るオーダーメードなのです。少しでもサイズが違うとしわがよってしまい、ラオス人は一目で「縫い方が下手!どこで縫ったの?」「あそこは下手だからこの店にしなさい!」など、こだわりがあるようです。どうしても誰かのお土産に購入したければ前もって、ウエスト・ヒップのサイズを聞いておく必要があります。
シンだけではなく全ての服が安くオーダーメードで作れます。自分でデザイン画を描いて(適当でOK。あくまでイメージ)布地と一緒に縫製屋さんに持っていけば1週間くらいで縫ってくれます。安い所で500円、高級店でも2,000円くらいだと思います。
ISAPH LAOS
ラオスの民族衣装 シン
シンは基本の布地にティンシンという裾の部分の布地、フアシンと呼ばれるウエスト部分の布地を組み合わせて縫う(ティンシン・フアシンともつけなくても可。片方だけつけても可。)
ISAPH LAOS ローカルスタッフ
トゥクちゃんの仕事スタイル