2月4日(金)に現在ラオスで活動している青年海外協力隊9名の皆さんが活動地区を訪れました。以下、いただいた感想(一部抜粋・修正)です。
- 私が一番難しいと感じているラオス人の自主性が垣間見られる活動でした。健診の流れのスムーズさや健康教育の進め方等、ラオス人の間での連携がとても見てとれました。県保健局の方とお話しした時も、「少しずつではあるが村人の知識も向上してきている」と、この活動がラオス人自身の活動であるかのように自信を持って話されているのが印象的でした。(玉置泰子)
- 印象的だったのは、医師自ら健康教育の内容を工夫して、寸劇で伝えようとしていたことで、現地スタッフも意欲を出して取り組んでいる様子でした。ラオス人の主体性が表れている感じがしました。(荻野妃那)
- 同じカムアン県で、村落巡回をしていますが、ISAPHの皆さんの村人との距離の近さ、村人の集まりの多さ、ワークショップの内容など、本当に多くの点で勉強になることばかりでした。(村落開発普及員)
- 大人も子供たちも皆よく話を聞いていたのに驚きました。また、こんなにたくさんの住民が集まって話を聞こうとすることにも感心しました。手洗い・歯磨きは幼児教育の現場でも伝えていきたいことの一つです。ラオス人が前に立って会を進めているもの、とても良いと思いました。(幼児教育)
- (健康教育に)お母さんや子供たちが自然と集まってきていて、日常生活の一部になっている感じがしました。講師も皆をひきつける話し方をしており、村の人も実際に歯磨きを子供一人一人にしてあげたりしていました。(飯塚大成)
- 健康教育の方法として、対象者に実際に動いてもらう、やってもらう、実際にものを食べてもらうということでインパクトが全然違うと実感しました。「寸劇」を対象者にやってもらうアイディアや栄養のあるものを食べてもらうという活動を是非やってみたいです。 (新野真理子)
- 歯磨き指導では、母親にも一緒に指導をし、母親が率先して歯を磨いてあげている姿を見て、家庭における母親の存在の大きさを実感するとともに、子どもだけに指導をしても、家の習慣もあるので難しいということを再認識しました。全ての活動において言えることだと思いますが、どこにどのように働きかけていけば効果的なものになるのか考えることが重要だと感じました。(西坂恵子)
- ISAPHは現地スタッフも巻き込んでうまく場を盛り上げていると思いました。説明するだけでなく、手洗いや歯磨き指導等は実践してもらう方が村の人の注意をひきやすく、また、村の人にとってもわかりやすいだろうなと思いました。(匿名希望)
ISAPHカウンターパートより説明を聞いている隊員の皆さん
ISAPH LAOS