寄付金支援者報告

ISAPHでは、皆さまから頂いた寄付金ならびにiサイクル(ペットボトルキャップ回収)の収益金より粉ミルク代、治療費、出産費用の支援をしてきています。これまでラオスより報告のあったものの中から、主立ったものを掲載致します。

ホーム、ヒヤン(男児10ヶ月/双子)

家族は子供6人で、父親は日雇い、母親は甲状腺疾患があり重労働ができない貧困家庭であるため粉ミルクの支援を開始。また、急性肺炎を発症し、 ヘルスセンターに受診したが治療費が払えないため支援。粉ミルク代等(2010年6月より)及び治療費で合計22,515円。

双子とその両親

サム(女児1歳3カ月)

下痢でヘルスセンターを受診し、治療を受けたが、重症で対応しきれないため県病院へ転院となった。放置すれば死亡する恐れがあるが、貧困家庭であり、治療費が払えないため支援した。5月12日~14日まで治療。治療費のうち医薬品代(1,670円)のみISAPHで支援。その他は県病院で負担。

チェーン(女児)、ペーン(男児)(1ヶ月/双子)

母親はこれまで5人出産し、そのうち4人を感染症などで亡くしている。母乳は出るものの、十分ではなく、粉ミルクを購入するお金もないため、モッカオ(もち米をやわらかくし、葉に包んで蒸したもの)やもらい乳でしのいでいた。出生時の体重も平均以下であり、栄養失調が懸念されるため、粉ミルク支援を開始した。粉ミルク、哺乳瓶、ポットで約3,000円。

ISAPH LAOS