岡本新職員着任のご挨拶

はじめまして。8月20日に「子どもにやさしい地域保健プロジェクト」の業務調整員としてマラウイに赴任しました岡本愛(おかもとあい)と申します。6月まで青年海外協力隊として同じマラウイで活動していました。今回、ISAPHの職員として再びマラウイに来られたことを大変嬉しく思います。

協力隊時代にも感じていたことですが、ここマラウイ特に村の方では食のバラエティに乏しく、毎日同じ食材を同じ味付けで食べています。日本では栄養バランスの良い食事をするには「1日30品目」と言いますがマラウイでは「1日3品目」といった感じです。そのため栄養バランスが悪く、それによる健康被害も多くみられます。特に子どもにはそれが顕著に表れています。村の人たちと力を合わせ栄養改善も含め母子の健康状態を改善すべく活動して参りたいと思います。

町を歩くと「マイ・フレンド!ムリ・ウリ?(現地語で調子はどう?という意味)」と声をかけてくるマラウィアン。目が合えば初対面でもフレンドリーに挨拶します。そんなところもマラウイが「ウォーム・ハート・オブ・アフリカ」と呼ばれている所以なのだろうと感じます。そんな彼らとの関わりを楽しみながら、マラウイの母子保健の発展のためにコツコツと実績を積み重ねていけるように進めてまいりたいと思います。今後とも皆様にはご支援をいただけますよう、よろしくお願い致します。簡単ではございますが、赴任のご挨拶とさせていただきます。

ISAPH Malawi 岡本 愛
活動地区の村の方々と共に