田川新職員着任のご挨拶

はじめまして。このたび、ISAPHラオス事務所にフィールドマネージャーとして赴任致しました田川薫と申します。2013年1月まで、JICA青年海外協力隊で助産師としてラオスにて活動して参りました。再びラオスに赴任することができ、大変嬉しく思っております。協力隊では、ISAPH事務所のあるタケク県の南隣のサワナケット県病院に配属され、病棟での活動や小中学校での健康教育を行ってきました。ラオスの人たちと共に過ごしてきたことによって、知り得たラオスの現状、ラオスの人たち。その中でも特に、知る機会、学ぶ機会の大切さを実感しました。ラオスでは、知る機会、学ぶ機会が非常に限られており、また人によってその差が非常に激しいです。ささいなことやどんな小さなことでも、知っているか、知らないかで、大きく左右します。そういった情報を提供できる、機会を与えることのできる環境が必要だと思います。

ISAPHは地域に根ざし、直接住民に健康教育や母子保健活動を行うことで、住民の健康増進ならびに地域保健の向上を図るという、長年積み上げてきた実績があります。ラオスの母子保健に少しでも貢献できるよう、精一杯努めて参りたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

ISAPH LAOS 田川 薫
子どもたちに手洗い指導をする田川職員