11月4~9日まで、ラオスの首都ビエンチャンで、日ASEAN友好協力40周年記念「第2回ジャパン・フェスティバル」が開催されました。ジャパン・フェスティバルは日本・ラオスの音楽や踊り、日本製品や日本食の紹介などがあり、日本を満喫できる一週間となっています。メイン会場である国立文化会館では、ミュージカルやバンドの公演に加えて、武道演武会、コスプレ&アニメソングコンテスト等が行われました。また、各団体のブースでは日本食やラオスの民芸品などが売り出されました。
ISAPHラオス事務所は、ラオスで活動する日本のNGO団体とJICAとともに、NGO/JICAブースにおいて活動写真の展示とパンフレットの配布を行いました。パンフレットは、ラオス・英語・日本語の3種類を揃え、ニュースレターも配布しました。ニュースレターは日本語のみでしたが、写真に興味を持たれたラオス人の方々が、日本語でも良いので欲しいと言う方が多かったです。
来場者はラオス人、日本人、観光客と様々でした。多くの方々がNGO/JICAの活動に興味を持たれていました。また、日本企業の方々も話を聞きに来るなど、写真やパンフレットを見て、国際協力に大変関心を持った様子でした。
私が個人的に興味を持ったのは、同じNGO団体で職業訓練校を運営している団体と、障害者の職業訓練・自立を支援している団体のブースでした。それぞれ、クッキーや日本食を販売していました。どれも調理したのはラオス人の職業訓練校に通う生徒や障害を持つ方々です。私もクッキーを試食しましたが、大変美味しかったです。売れ行きも好調で、人気ブースとなっていました。この機会に、より知名度が上がり協力者も増えるのではないかと思いました。
このようなフェスティバルは、地方で活動する我々には縁遠いものと感じていました。しかし、より多くの方々に活動を知ってもらうことや、ラオス人の方々に興味を持ってもらうことで、何かの形で協力していただける機会を作るという意味で、今回の参加は意義のあるものだと感じました。
ISAPH LAOS 福山 修次
NGO/JICAブースの様子
NGOの活動紹介のコーナー
ニュースレターを配布しました