着任のごあいさつ

2009年4月よりISAPHラオス事務所に着任しました藤倉友(ふじくらゆう)と申します。ラオスの人々の健康を守る活動の縁の下の力持ちとして、これから3年間しっかりと頑張って参ります。

早いものでラオスに来てもう3週間。気候や言葉にも少しずつ慣れ、最近はバタンキューではなく、ちゃんと電気を消して寝られるようになりました。時折、自分はどこにいるのか分からなくなる程カンボジアでの生活と似ていることが多く、助かっている面も大いにあります。ただ驚いたことが一点!女性がお酒を飲むこと、しかも女性のほうが強いことにカルチャーショックを受けています。カンボジアでは、喫煙に並んで女性の飲酒は伝統的にタブー視されていました。ですからお酒の席で女性を見かけることは(外国人とお店の女性を除いて)まずありません。同じ文化圏にあって、この差は何なんだろう・・・とただただ驚いています。

事務所で行われたラオス新年を祝う飲み会でも、みんなの飲酒量は甚だしく(数時間で瓶ビール4ケース!)、女性スタッフは自ら宴会部長となってみんなに飲ませまくる始末。もちろん日本人職員に対しても容赦なく、それ程お酒が強くない私はたじたじでした。しかし、驚きと同時に、女性も一緒に飲んで楽しめることに大きな喜びも感じています。私もこのペースでいくと、3年後にはきっと酒豪になれることと期待しています。ラオスに来られた際は、ぜひメコン川に沈む夕日を見ながら一緒にビア・ラオを飲みましょう。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

ISAPH LAOS 藤倉 友
左から2番目が藤倉さん