第5回アフリカ開発会議のために来日したマラウイ共和国ジョイスバンダ大統領の歓迎レセプションが5月31日の夜に在日マラウイ大使館主催により催されました。会は在日マラウイ人とマラウイに滞在経験がある日本マラウイ協会関係者が招かれました。どんな会だろうと緊張して行きましたがそこはマラウイ、アットホームな雰囲気で楽しい会でした。大統領の到着が延びたのと、熱い思いの丈を話された来賓の挨拶が長かったため、おいしいマラウイ料理のブッフェを閉会前の約30分で食すことになり、十分味わえなかったのが唯一の心残りでした。
日本の思い出にと小さな布製のバックをお土産に持っていきましたが、セキュリティーが厳しく、いろいろな方に説明し物を見せスタンバイしていました。いよいよ大統領が入場し会が始まりました。皆大統領に会うので普段緊張しているのを見たことがないマラウイ人も緊張しているのがよくわかりました。在日マラウイ人を代表し、日本に約30年滞在している方が挨拶を述べました。その中には皆思っているがなかなか言えない厳しい指摘もありましたが、大統領はそれらをメモし、解決に向け努力すると真摯に答えておられました。その生真面目な態度に接し大統領のファンになってしまいました。また、幸運にも短時間ではありますが、大統領に挨拶しプレゼントを渡すことができました。私のマラウイでの青年海外協力隊の話や新しい草の根プロジェクトの話を興味深く聞いてくださり感激しました。
マラウイでの新プロジェクトへの意欲が更に深くなった宵でした。
ISAPH 事務局 齋藤 智子
大統領と記念撮影