ラオス国サイブートン郡新規MOU契約調印式の開催について

2016年4月28日、ISAPHが新規にカムアン県サイブートン郡で活動を行うためのMOUの調印式が県保健局会議室にて行われ、カムアン県のソムチャイ副知事、パースック県保健局副局長ほか約20名のラオス政府関係者が参加しました。カムアン県保健局・カムコン総務課副課長が開会の挨拶を行い、カウンターパートでもあるカムアン県保健局ソムサヌック先生が外務省の許可書を読み上げた後、私がISAPHを代表し、「ISAPHのセバンファイ郡での約10年間の活動は、県・郡保健局等関係機関の協力がなくては実現できなかった。ISAPHは、カムアン県のサイブートン郡で新規に母子保健の改善に努力していくので、引き続き関係者の皆様のご協力をお願いしたい」と挨拶しました。そして、パースック副局長、カムアン県外務局のカンポン副局長がそれぞれ、ISAPHのこれまでの活動に対する感謝と、サイブートン郡の活動への期待を込めた挨拶をされました。

その後、パースック副局長と私がMOUに調印しました。同席されたソムチャイ副知事が軽いジョークを言われたせいか、調印式の写真にはみんな笑顔で写っています。そのソムチャイ副知事が、ISAPHへの期待を込めた挨拶を述べた後、最後にワインで乾杯をし、調印を祝いました。

MOU調印に至るまで長い時間がかかりました。これまでMOU作成に携わってこられた小早川理事長・磯事務局長・浦部先生、保健省での承認に尽力してくれたセンタワン氏をはじめ、多くの方のおかげで調印式を迎えることができました。これから新しいプロジェクトが開始します。ラオス政府関係者の皆さんの期待に応えて、ISAPHは住民主体の活動になるように頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ISAPH LAOS 武繁 政昭

和やかな雰囲気のなか行われた調印式