2019/3/25

ラオスってどんな国?

ISAPH ラオス  木村 江里子

ラオスの「食」

肉汁たっぷりのシンダート

ニューヨークタイムズの「世界で行きたい国」第一位に選ばれ、最近外国人観光客が急増したラオスですが、大半の日本人にとってはまだまだ未知の国。今回はそんなラオスの「食」についてレポートしたいと思います。

まずは、ラオス人のソウルフードから。ラオス人が愛してやまないのが、「ケンノーマイ」と言われるタケノコスープ。唐辛子と香草、パデークと呼ばれる魚を発酵させた調味料だけのシンプルなレシピですが、少し濃い味付けで何ともカオニャオ(もち米)が進みます。ただ、私はウジの湧いた見た目も味も強烈なパデークを経験したため(ラオスでは珍しくないようです)、パデーク控えめのものが好みです。村では昆虫を「ケンノーマイ」に加えてバリエーションを楽しむらしいのですが、昆虫の中でもオオコオロギか、1~2晩置いて胃腸の中の糞を出てしまったフンコロガシを入れると美味のようです!

次にラオス人が家族で囲むちょっと贅沢な料理「シンダート」のご紹介。これは、焼肉とお鍋が一度に楽しめるラオス人お気に入りの料理で、日本で言うと「すき焼き」のようなイメージでしょうか。もともとベトナムから入ってきたようですが、それを知らずに食べているラオス人も多いとか。特製の鉄板の真ん中で豚・牛肉を焼き、そこから落ちた肉汁たっぷりのお鍋で野菜を食べます。ラオスの豚・牛は、飼育環境が良いせいかうまみと歯ごたえがあり、とても美味しいんです!写真では卵をそのまま割り入れていますが、通の食べ方は卵の先端に1cmほどの小さな穴をあけ、そこからお鍋のぐるりに均等に卵を流し入れる方法。肉汁と野菜の出汁、卵がうまく調和して口の中に広がり、何とも美味!

ぜひラオスを訪ねて「ケンノーマイ」と「シンダート」、ご賞味ください。