帰国のご挨拶

2016年6月、約1年半のラオスでの任務が終了致しました。その間、ISAPHが約10年間活動を行ってきたセバンファイ郡での活動を2015年12月に終了し、新たに2016年4月にサイブートン郡でのMOU(了解覚書)を締結しました。このような節目のタイミングで働くことができたことを、大変ありがたいと思っています。

政府関係諸機関からは、「ISAPHが行ってきた地道な健康教育が、住民の健康改善に貢献してきたということに、住民はとても感謝しています」という貴重なコメントを頂けました。この言葉からは、感謝の気持ちと共に、ISAPHへの更なる期待や、ラオス人の温かい気持ちも感じることができました。これは、もちろん私だけに対してのものではなく、今までISAPHの活動に携わってきた全ての方々に対するものです。在任中、ISAPHの活動が住民の意識に根付いていると実感できる場面に出会うことがよくありました。

また、日本から適切なアドバイスをくださった皆様、一緒に苦労を共にしたラオス事務所職員、その他、たくさんの方に支えられ、なんとか職務を全うすることができました。私はラオスでの業務から離れますが、みなさんの健康と一層のご活躍をお祈りしています。どうもありがとうございました(コプチャイ・ライライ)。

ISAPH LAOS 武繁 政昭
ISAPHラオス事務所スタッフと カウンターパートのソムサヌック氏