2016/2/5

海外インターン研修終了報告

ISAPH LAOS 百合澤 順子 

村の子ども達を中心に手洗い指導を実施


サイブートン郡での調査最終日に現地スタッフと
昼食をとる様子


NPO法人GLOWのインターンシップの一環として、2015年7月から12月まで約5ヶ月間ISAPHラオス事務所で研修を受けさせて頂きました百合澤順子と申します。

幼い頃から国際協力に興味があり、いつか国際協力に携わる仕事がしたいと思い看護師、助産師になりました。今回海外研修を受けるにあたり、今までニュースや報道から得る情報やイメージだけで考えるのではなく、実際に現地に行き率直にどう感じ自分に何ができるのかを考え、途上国の状況を知りたいという目的がありました。

今まで山梨県や鹿児島県の主に産婦人科病棟勤務しか経験のない私にとって、ISAPHの母子保健事業・スタディーツアー・イベント出演などの様々な経験はとても新鮮で刺激的な毎日でした。日本とは文化や歴史や生活そのものも違い、結婚年齢も早く10代の若年妊婦も多く、乳幼児や妊産婦死亡率が高く、医療水準の違いやインフラが整っていない状況等多くの戸惑いや衝撃も多かったですが、ラオス独自の歩みをもって経済状況も医療水準も昔より改善されている状況を知り、その国や地域の独自の前進を尊重することが大事なのではと思いました。

特に、ISAPHのラオスでの活動は、現地のラオスの保健医療スタッフが主体となって自分たちで村人たちの健康を守っていけるようにサポートしています。村人たちの昔からの習慣的な知識や考え方を変えるのは並大抵なことではなく、対象の母子だけでなく村人一人一人に確かな知識を伝達するのに、村人たちや現地スタッフとコミュニケーションをとり、長い年月をかけて信頼関係をつくるという地域に根付いたサポートこそ、持続可能な確かな国際協力ではないかと思います。

また、2015年という年は様々な局面で節目の年でした。ISAPHでは10年間のセバンファイ郡での活動を終了し新活動地での活動に向けた準備の年、MDGsの評価の年、日ラオス外交関係樹立60周年、ラオス建国40周年、JICA青年海外協力隊派遣50周年という年にちょうど海外研修を受けさせて頂き、それぞれの今までの活動や歴史を振り返る機会や、色々な方のお話を伺う機会に恵まれました。

振り返ると5ヶ月間はあっという間でしたが、皆様のお力をお借りして充実した海外研修を受けることができました。関わってくださった皆様には心から感謝申し上げます。今後は国内の地域医療に携わり地域保健医療を支えるノウハウを学んでいきますが、これからも自分に何ができるのかをラオスで学んだ海外研修を活かして考え続け、いつか実践していきたいと考えています。またどこかでお会いした時等、お声をかけて頂けたら幸いです。この度は海外研修を受け入れて下さり本当にありがとうございました。