2015/7/3

マラウイ赴任のご挨拶

ISAPH Malawi 村井 俊康 

事務所への近道でもある、マラウイの自宅裏


はじめまして。このたび、事務所長として ISAPHマラウイ事務所へ赴任しました村井俊康と申します。アフリカでの長期滞在はこれが3か国目となります。2015年3月まで、マラウイの隣国であるタンザニアにおいて国際協力機構(JICA)によるプロジェクトに従事しておりました。

現在、ISAPHではマラウイ国ムジンバ県において「子どもにやさしい地域保健プロジェクト」を実施しています。プロジェクトの終了まで残り1年を切り、残された時間の中での追い込みが必要とされています。

マラウイという国ですが、金銭的に恵まれているようには思えません。国民一人当たりの年間所得 GNIは270 米ドル(2013年)と言われています。この数字はアフリカの周辺国と比較しても低いものです。しかし、そのような状況にあっても、人々は助け合って生活しています。道ですれ違った見ず知らずの人が微笑んでくれるような、ゆったりとした穏やかな雰囲気の中で、そのような人たちのために、子どもたちの未来のために何かできることはないのかとの思いを一層強くしております。

私事ではありますが、先日、妻が日本で出産をしました。我が子は、このまま行くと肥満の域に入るのではというぐらいの勢いで母乳を飲み続けているようです。幸運なことだと思います。子の成長を測ろうと思えば自宅に体重計があります。分からないことがあればインターネットで調べることもできます。日本の母子手帳はかなり充実していると思います。それには、子の記録、母親の記録、そして健康教育に関する機能までが含まれています。

翻って、マラウイでは如何ともしがたいことが多い現状ではありますが、ISAPHは以前より、また、現行のプロジェクトを通じて地元住民と良好な人間関係を構築しています。今後は当方もその一員に加えていただき、地元の住民と一緒に考え、共に歩むことができましたらと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。