福山職員のラオスレポートVol.6 納豆の旅(タケク→ビエンチャン)

ラオスの首都ビエンチャンまでは、事務所のあるタケクからVIPバスで6時間の道のりだ。チケットは800円。朝9時半に出発して、午後3時半に到着である。VIPバスと言っても、それほど良いバスではない。ローカルバスと違って、途中で何度も止まらないくらいの違いだ。シートもそれほど広くはない。中途半端に固定されたフットレストが邪魔である。このシートで6時間は少々きつい。途中で道路が壊れてしまい、迂回しなければならない箇所もある。眺めはほとんどが草原や湿地帯だ。ところどころ道路沿いに店が並び、それを中心に村が形成されているようだ。ビエンチャンのバス停に着くと、そこからトゥクトゥクに乗って市の中央部に行かなければならない。そこまで約9キロ…もっと中央部までバスで行ってほしいものだ。

まだまだ首都の規模としては、タイやベトナムに劣るビエンチャン。しかし、そこが逆に良いところかもしれない。高層ビルといえるビルは皆無だ(何階建てから高層ビルと呼べるのかは、知らないが)。車の渋滞は少しあるものの、それほど深刻な問題ではない。中央部はそれほど広くはなく、一日もあれば観光はできるだろう。メコン河沿いには整備された公園があり、人々の憩いの場になっている。その近くには、多くのホテル・ゲストハウスが立ち並んでいる。バックパッカーも多い。タケクでも良く見かけるが、その比ではない。レストランも豊富だ。日本食レストランだけでも、5軒以上ある。そして納豆を食べることができるのは、ありがたい。久々の納豆は美味い。

しかし、週末にちょっと納豆を食べにビエンチャンに行くという距離ではない。それが最近の私の悩みでもある。

ISAPH LAOS 福山 修次

カラフルなVIPバス

手作りの納豆