福山新職員着任のご挨拶

はじめまして、9月20日にISAPHラオス事務所に調整員として赴任しました、福山と申します。ラオスでは知名度と実績の高いISAPHの職員として赴任できることを、嬉しく思います。ラオスに来たのは初めてになりますが、サモア・バングラデシュでテニスコーチとして活動してきた経験があります。途上国の生活には慣れているつもりですが、気を引き締めて業務に励みたいと思います。

さて、任地であるカムアン県は、開発途上の地域で、首都ビエンチャンとの格差を感じます。ISAPH事務所のあるタケク市内の街並みは質素で、歴史を感じさせる古い家々が中心地に並びます。このような街に、外国人は我々だけかと思えば、そうでもありません。県保健病院にはフランスの援助も入っており、週末の市内中心地では、フランス人職員の姿を多く見かけます。また、洞窟などの観光スポットもあり、外国人観光客も見かけます。これから医療や観光業を中心とした発展に期待が持てる県でもあります。もちろん、その発展には我々の母子保健プロジェクトも大きく貢献していけると思っています。

これから皆様には、現地の活動や様々なラオス情報を、ホームページやニュースレターを通じて、発信していきたいと思っています。また、これまでISAPHが積み上げてきた実績を継承し、ラオスの母子保健の発展に寄与したいと思います。今後とも皆様にはご支援を頂けますよう、よろしくお願いいたします。簡単ではございますが、赴任の御挨拶とさせていただきます。

ISAPH LAOS 福山 修次
鳥を鷲掴みにして食べる福山職員(左)と、 ベテラン現地スタッフのモンさん