2019/10/8

海外に出て、“外国人”として異国の文化を学ぶ
~JICA九州・教師海外研修に協力しました~

ISAPH事務局  佐藤 優

               

すべての参加者にラオスの文化・ISAPHの
活動に興味を持っていただけました

現在、日本で活躍する在日外国人は、300万人近くいるそうです。グローバル化という用語を聞くようになってから、あっという間に、日本以外の国の文化をもつ人々と出会う機会が格段に増えてきたように感じます。とはいえ、日本に来た外国人が、日本の文化を学ぶことは容易である一方で、私たちがそのような方々から外国の文化を学ぶのは少し難しいかもしれません。私たちISAPHは、国際保健医療協力を草の根レベルで展開する団体として、日本の人たちにも私たちが活動するラオスやマラウイの文化を紹介したり、国際理解の促進に協力したりしたいと考えています。そのため、大学などの機関から依頼があれば、現地で活動している機会・環境を活かし、“外国人”として、日本人の目から異国の活動に触れたり、文化を体験することのお手伝いもしています。

2019年7月、連携機関であるJICA九州の依頼を受けて、「沖縄九州・教師海外研修」のためラオスに来られた教員に向けて、ラオスの市場の見学とISAPHの活動からみるラオスの保健医療の課題についてお話をさせていただきました。市場の見学では、食用昆虫も含め、日本では見ることがない色々な食材が売られていて、途上国であってもラオス人の食文化が豊かであることを体験することができました。ISAPHの活動の紹介では、日本とは異なる文化や価値観があるゆえに、悩んだり感動したりする、国際協力の現場で起こる様々なエピソードなどについて説明し、みなさんが興味を持って話に耳を傾けてくださいました。日本(人)の当たり前が、外国では異文化となること、このような経験をとおして、日本に来ている外国人への理解や関心がより深まっていけると私たちも嬉しく思います。また、本研修での体験を子どもたちにも伝えるなどして、学校における国際理解の促進のための教育・活動のお役に立てていただければ、さらに嬉しいことです。