2013/1/31

井戸モニタリングを実施

ISAPH LAOS 福山 修次 

水の出を調べる県保健局職員と郡保健局職員


洗濯で井戸を使用する住民


歩いて各井戸を回る

ISAPHが活動を行っているシーブンフアン地区ブンフアナー村には、4つの集落がある。ここにある、ISAPHが支援して作られた井戸12基のモニタリングを行った。このモニタリングは半年に1回行われる。

この地域は特に貧しい地域で、衛生状態も悪い。世帯数は326、人口1644人の集落である。 村にはすでに上水整備工事が行われており、11世帯はすでに上水道が整備されている。 しかし水道が通っているものの、水道料金が払えないため、住民は引き続き井戸を使用することになる。

今回のモニタリングでは、計4基に内部の故障が認められた。故障の原因としては、井戸内のパイプ・ロッド・シリンダーの破損や、パッキンの劣化等が考えられる。このような場合の為に、ISAPHでは井戸修理研修会を開き、住民たちで修理できるように援助をしてきた。この研修後は基本的には住民自身が故障を直し、使用することになっている。しかしモニタリング後の会議では、村長から何回修理しても壊れてしまうことが告げられた。住民も自分たちの力でやろうとしている努力は伺える。その為、修理の仕方や修理個所についての確認をすることになった。できればその確認を一緒にして欲しいと村長に依頼される。この件については、検討する旨を伝えた。また、2基の井戸については周辺の清掃を行い、排水溝を詰まらせないように指示を行った。

すべてこちらが主導で動いては、住民の努力を促すことが出来ない。援助慣れを防ぎながら、少しずつ住民の問題解決能力を育てていくことも必要である。